スピーカーの常識を変える。マーティー101・ジュピティ301、タイムドメイン理論に基づいた革新サウンド。

BauXar
Review
●プロフィール:
小川弘(Ogawa Hiroshi)と黒沢永紀(Kurosawa Hisaki) からなるユニット。1994 master mind(マスターマインド)名義でデビュー。『master mind('94)』『eros + Thanatos('99)』の2枚のオリジナル・アルバムを発表する他、NHKドキュメンタリー『法隆寺』や『ピラミッド』のサントラ、映画、CM、シンガーのプロデュース、クラブ・ミュージックの製作と、多岐にわたる活動を行って来た。2000年より H. GARDEN 名義の活動も開始。 Chill Out Music(チルアウト・ミュージック。クラブミュージックとニューエイジミュージックを融合した次世代音楽)を核に、ハウス、アンビエント系のトラックを制作。2004年、チルアウト・ミュージックの代表的CDカフェ・デル・マー・シリーズの『Cafe Del Mar 25』にオリジナル楽曲『Gentle Rain』が収録された。2005年、モナコのセレブリティホテル「Hotel de Paris(オテル・ド・パリ)」にあるヨーロッパNo.1のSPA『テルム・マラン・ド・モンテカルロ』のオフィシャルCD『Thalasso Spa(タラソスパ)』を全曲新曲でリリース。その他NHK版『陰陽師』、テレビ朝日系『最後の家族』など、ドラマのサウンドトラックも手がけている。
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H Garden
MartyやJupityが提出するサウンドは、これまでにない新しい音楽を生み出す可能性を秘めているんではないかと感じますね。
――お二人はチルアウトミュージックを重点に置いた音楽活動を行っていますが、
きっかけとなったポイントは何ですか?また、影響を受けたミュージシャンは?

H. Garden LiveH. GARDEN
チルアウトをやろうと思ってチルアウトを始めたわけではなく、自分たちに合っていて、一番自分たちを表現出来るニュアンスが、たまたまチルアウトというジャンルに近かった、という感じだと思います。まだチルアウトというジャンルが世の中になかった94年のデビュー作にも、すでにチルアウト的な方向を目指した楽曲を入れているくらいですから。影響を受けたミュージシャンと聞いてやはり絶対に外せないアーティストは、チルアウトには直接関係ないアーティストばかりです。

黒沢
バッハとアース(EARTH, WIND & FIRE)とクイーンとクラフトワークです。この4アーティストにはそれぞれ深〜い理由があるんですが、話しだすと何時間もかかるので省略するとして(笑)、バッハには音階を、アースにはグルーヴを、クイーンにはエフェクターの使い方を、そしてクラフトワークにはシンセをいかにエモーショナルに使うかを学びました。

小川
僕はプリンスとジョビンです。他にも好きなアーティストは沢山いますが、頭がパックリ割れるくらいの衝撃はそうそうあるものではありませんでした。ある意味今までの価値観を壊してくれたことは、自分が同じクリエイターという立場に立ったからこそ判る有り難みです。実際の音楽も好きですが、彼らのアーティストとしての姿勢は本当に影響されました。


H. Garden Live――ご自分の良く聴く音楽は何ですか?また、その魅力は?

黒沢
最近では自分の作った曲が一番聴いている曲だと思います。過去の製作曲を参考にしなくてはならない仕事を多くしていたということもありますが、繰り返し聞いて、至らなかった点や、今後の役に立つ点などを発見することを一番面白がる時期なのかもしれません。




――音楽制作に当たり一番気を遣っていることは何ですか?

黒沢
「人として…」っていう事ですかね。昔は音楽の奴隷でしたが(笑)、最近では音楽の事より、音楽が人にどう効いてくれるかをよく思います。やはり人あっての音楽。テクニックとか理論より、人に対してどういう気持ちで作るかだと思います。

小川
結局伝わらなければ意味がないし、僕らは音楽を使ってコミュニケーションをしているのだと思います。今は、自分たちが作った音楽で社会と関わって行けたらと思っています。


――「BauXar」スピーカーを既にご存じだったそうですね?

H. GARDEN :最近手掛けているスパ・ミュージック・シリーズの一つ、『Night Spa Lounge』をきっかけに、Marty101を知りました。『Night Spa Lounge』はスパーズという、スパ施設のポータルサイトを運営されている会社の提供で作らせて頂きましたが、マスタリング(作った音楽をCDにするための最後の仕上げ作業)の時に、Marty101でもモニターしながら仕上げました。そこで初めて体験したのですが、後日知り合いのミュージシャンを通してのご紹介で、初めてBauXarの方とお会いする形になりました。


――上位機種「Jupity301」で試聴頂いた感想はいかがですか?

H. Garden&Jupity301黒沢
アンビエント的な曲やサントラ、アコースティックな曲も好きなので、そういった楽曲にはとても相性のいいスピーカーだな、と思います。とくにアコースティック・ギターとパッドで構成された曲なんかを聴くと、極上のサウンド感が味わえますね。

また、現在のスピーカー事情って、BOSE以来、低音強調主義になっていると思いますが、70〜80年代の頃を思い出すと、もっとリアルなサウンドを再現するスピーカーが多かった様に思います。キックとベースがバスバス聴こえるのも普遍的な感覚ではなく、時代の音なだけで、人はメーカーが提供する音に自然と慣れ親しんでいくものだと思います。

そう考えると、MartyやJupityが提出するサウンドは、これまでにない新しい音楽を生み出す可能性を秘めているんではないかと感じますね。MartyやJupityの登場で、これまで当たり前だと思っていたおバカ低音が、実はストレスを溜め込む行為だったということを知るのではないでしょうか。20年後に現在を振り返った時、なんてバカな音で聴いていた時代だったんだろうと、そう感じるんではないかと思う、未来を感じるスピーカーですね。

小川
使用PCがMACのG5にシネマディスプレイのセットなので、Jupityのメタリック・シルバーなルックスはまるで純正製品のようで、そういった意味でもとてもいいですね。


――また、BauXarスピーカーと同じ音色の「EarPhone M」も一緒に試聴頂きましたがいかがですか?

小川
僕はiPodユーザーなので、色々なジャンルの音楽をモニターしてみましたが、やはり「Jupity301」と同じくアコースティックな曲には良くあいます。それまで慣れていた低音があまり感じられないのには若干物足りなさも感じますが、逆にそれだけストレスのない音です。小音量でもリアルな音像が感じられるのは「Jupity301」と同じ設計になっていることによるものだと思います。

黒沢
自宅とスタジオの移動は常に自転車なので、イヤホンタイプのスピーカーでのリスニングは殆どしないんですが、最初低音のなさにビックリしました。しかし聴いているうちに聞き方が判ってくるというか、その音鳴りに慣れてくると、今度は中域の異常なまでの立体感にびっくりします。部屋でのスピーカー環境では決して聴こえてこない、とても奥行きのある音が聴こえてきました。「Jupity」同様「EarPhone M」も、しばらくこれで聴き続けると、この音がスタンダードになる可能性を秘めている音だとと思います。


――音楽活動にどのような影響を与えそうですか?

黒沢
よりナチュラルなサウンドを追い求める様になるんではないでしょうか。ナチュラルというのは自然音とかアコースティックという意味ではなく、「人として」ナチュラル。それはシンセのサウンドだったとしても同じだと思います。

小川
音楽は、好き嫌いも含めて習慣によるものが大きいと思うのでキック4打ちの曲とかはあまり作らなくなるかもしれませんね。僕は曲を作る時にどうしても「そこにないもの」が作りたくなってしますんです。東京に住んでいるからこそチルアウトな曲を作りたくなったり…。とにかく音を音で覆いかぶせるようなことはしたくないので、「Jupity301」 のような心と体に優しいスピーカーはとてもありがたいですね。音楽活動に影響…というより日常生活全般に影響されそうです。


――H Gardenさんの今後の音楽活動と予定をお聞かせ下さい。

H. GARDEN
去年からレーベルの立ち上げや会社組織の確立、新人アーティストの発掘と育成と体制的な調整を行っていて、今年に入ってもろもろがやっとおちつきつつあります。今後はそれらを母体に、様々なメディアを通して、様々な形で音源を発信していくと思いますので、チェックして頂ければと思います。

H. GARDEN official web site:http://www.h-garden.jp



どうもありがとうございました。

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